最近、遅き反抗期の太郎に、手を焼いているウメです。
ちょい、みなさんにお尋ねします。
あのぉ、区別できてますか?
どのような時にCan you speakで、どのような時にDo you speakなのかを…
Can you
英語を習いたての頃、最初に暗記したのが、「Can you」でした。
英語がちらほら聞こえるようになった頃、
「Can youで質問するのは失礼になるから、Do youで質問するのが正解」だなんて話を聞いて、
ん?何が違うん?
それなりに英語のできる方に聞いてみても、軽く流され、第二外国語なんだから、そんなに神経質にならなくてもとも言われましたが…
間違って知るのは気持ち悪い、黒白ははっきり線を引くのが太郎の母、ウメでございます。
Can youとDo youのニュアンスの違い
今はスマートフォン普及で、スマートフォン一つさえあれば、世界どこへでも出かけられ、地球歩きができるようになりました。
特に、ウメも使えるアプリのマップ様のおかげで、通行人にわざわざ道を尋ねることは滅多に減りましたが、辺鄙なところではアプリに頼れない、Wi-Fi環境でない秘境地では、尋ねざる得ない時もあります。
そんな時、流暢な日本語とは言わずとも、片言でも日本語が通じる方がいてくれたら…と恋しく思いつつ、誰かに声をかけるしかない!とキョロキョロ。
日本人はおらぬかの~ちょっとくらい日本語が話せる奇特なお方はおらぬか~
秘境地とかにいるとね、人見る目がないもんだから、お宅も観光客ですか~聞いて損したわ~ということも経験済みで、目を光らせて、男性?女性?あの人は地元人?優しそう?暇人?とかね、ウメレーダーで探して、あの方!とウメの感が光った時に声をかけるようにしています。
第一声、「すみません、あの…英語話せますか?」で一応、相手とコミュニケーションが取れるかどうかを確認したいところですが、皆さんなら、なんと声を掛けますか?
何と話したら失礼にならず、相手の気分を損なわず、教えてもらえそうですか?
それが、一人は見るからに英語が母国語っぽい容姿の方、もう一人は見るからに英語が第二言語っぽい方だとしたら…
こんなシチュエーション、よくあると思いますが、ここでよく使いそうなCan you speakとDo you speakって受け取る相手によって、場所によって、ニュアンスがかなり異なります。
その違いを知っておかなきゃ損!ウメにまかせんしゃい!
知らなきゃ恥!ニュアンスの違い
He can speaks English /He speaks Englishの違い
“He can speaks English.” と”He speaks English.”の違い、どのような違いがあるのか。
He can speaks English.
“He can speaks English. “とは、「彼は英語を話す能力をもっている」意味になります。
要は、彼は、日常的に英語を話さないけれど、英語で意思疎通できる、意思疎通できるレベルであることを聞き手は受け取ります。
「彼は第二言語として英語が使えるんだよ」と言いたい時によく使われるそうです。(※Helloを言えるだけでもHe can speaks Englishということはできます)
He speaks English.
“He speaks English.”とは、現在形speaksが「習慣としている」のイメージ、「彼は日常的に英語を話しています」「彼の母語は英語です」「彼は英語を母語並みに話しています」のように、英語に堪能なニュアンスが含まれているのだそうです。
ここでまとめると、can speakは「第二言語として話せる」、現在形のspeak(s)は「母語としている」とイメージに繋がるのが違いだそうです、微妙に難しいですね。
日本でよく言う、「彼は英語が話せる」のレベルとはズレがあるとのことです。
日本で言う、「話せる」とは、完全に正しい文章で話せるという意味になるとのこと。
Do you speak Japanese /Can you speak Japaneseの違い
“Do you speak Japanese? “と、”Can you speak Japanese?”の違いについて解説を書いておきます。
Do you speak Japanese?
“Do you speak Japanese?”とは、「あなたは、日本語を話しますか?」「日本語を母語並みに、日常的に使いますか?」というニュアンスが含まれています。
例えば、来日した外国人の方に、Do you speak Japanese?と聞いたとしたら、その外国人の方は「日本にとても詳しく見られたのかしら?」と思われるそうです。
かえって、このDo you speak Japanese?を、日本ではなく、アメリカ、英語圏内でネイティブの方に対して使った場合は、「日本語を母語並みによく使いますか?」というニュアンスが含まれるとのことです。
その結果、相手に「えっ?急にどうしたの?日本人だと思われたのかな?」という印象を与えるので少々違和感のある表現になるとのことです。
Can you speak Japanese?
“Can you speak Japanese?”は、「あなたは、日本語を話せますか?」と言う意味です。
「日本語を第二言語として話せますか?」と能力を尋ねるニュアンス以外に、「日本語で話してもらえますか?」というニュアンスが微妙に含まれています。
ここで、Can you speak Japanese?を、日本ではなく、アメリカ、英語圏内でネイティブに対して使った場合は、「日本語を第二言語として話せますか?」ではなく、微妙に「何か、困ってるのかな?日本語で話がしたいのかな?」という印象を与えるので、「日本語で話せますか?」という意図にぴったりの表現になるとのことです。
Do you speak English /Can you speak Englishの違い
“Do you speak English “と、”Can you speak English”の違いについて解説を書いておきます。
Do you speak English?
来日された外国人に対して、”Do you speak English?”は、「日常的に英語を話しますか?」「あなたの母語は英語ですか?」というニュアンスでよく使われます。
日本に来られ、旅行している外国人に対して使った場合は、「英語ネイティブに思われたんだ」という印象を与えるとのことです。
Can you speak English?
ここで、日本に来られた外国人に対して”Can you speak English?”は、「第二言語として話せますか?」という能力を尋ねるニュアンス以外に、「英語で話してもらえますか?」と依頼しているようなニュアンスが微妙に含まれています。
日本を旅行している外国人の方に対して使った場合は、「英語で話したいんだ」と印象を与え、この時点で、質問者は英語で会話が十分できるんだろうと受け取るのが一般的であることだそうです。
Can you speak English?と聞いた後、しどろもどろの英語になってしまっては、元も子もないのは目に見え見えです。
英語圏内で、ネイティブに対して”Can you speak English?”を使った場合、「あなたの母語は英語ですか?」というニュアンスが含まれます。
この質問に相手は、「えっ?ここはニューヨークよ、英語を話すのが普通なのに、なぜ聞いてきたんだろう?」という印象を与えてしまうとのこと…
そのため、わざわざ確認しなくても英語は話せるし、英語で話してます。英語が話せない移民のように思われたのかしら?」と、相手がムッとしてしまうのもありとのことです。
まとめ
以上をまとめます。
- can speak :第二言語として話せる
- 現在形speak(s):母語として話している
- 日本を旅行中の外国人には:Can you speak Japanese?/Do you speak English?
- 英語圏内に住む英語ネイティブには:Do you speak English?
相手が外国人の場合は、Do you speak Japanese?より、Can you speak Japanese?が違和感を与えにくいとのことです。
ムズイムズイけど、このパターンの違いをよく知ることです!
このニュアンスの違いを知って話せると、外国人の方ともニュアンスを理解したスムーズな会話をすることができるようになります。
ウメは口数がもともと少ない女子ですが、歳を取ると、話が多くおしゃべりになるようです、長かったのう~ごめんのぅ。